バスウッド作品

【鉄道模型の駅舎ストラクチャー】1/80の自作ストラクチャーのご紹介

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ナローゲージショップがフルスクラッチで作るオリジナルストラクチャー、16番用の日本型軽便駅舎(1/80)です。2018年の新作は第3弾に引き続き、改札所と待合所が別棟になっている二棟セットです。今年は和物ストラクチャーのキット化も予定?!しているので試作品も兼ねています。

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塗装前の作品

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完成図をイメージしやすいようにスチレンボードで仮のホームを作りレールも置いてみました。改札所を抜けたら線路の向こう側にホームがある仕様です。ローカル軽便鉄道風の味のある駅舎に仕上げる予定です。

塗装後の作品

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塗装はいつもの"エコーモデルさんのSTカラー"です。希釈にはラッカーうすめ液を使いますが、今回は1:1で調合しました。柱と壁材にはノースイースタンのバスウッドを使っていますが、壁には"エコーモデルさんのSTウッド"をさらに重ねています。

屋根材の塗装

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屋根材はエコーモデルさんの日本瓦屋根です。そのままでも充分使えますが、私はいつもエアーブラシで塗装をします。

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ミスターホビーのアクリル塗料を調合して、最後につや消しのためにスーパークリアーを混ぜます。これを混ぜることによってプラの質感を消すことができます。調合した塗料は以下の4色です。

  • 40 ジャーマングレー
  • 13 ニュートラルグレー
  • 324 ライトグレー
  • 35 明灰白色
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左が塗装前、右が塗装後です。色味はほとんど変わっていませんが、ツヤ感がなくなっているのがわかると思います。筆塗りだとどうしてもボテッとしてしまいますが、エアーブラシを使えば瓦のディテールを損なわずに仕上げることができます。

完成画像

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瓦屋根以外はエコーモデルさんのSTカラーを筆塗りで着色しています。浸透力も高く、適度にまだらに染まってくれるのでウェザリングなしでも実感的に仕上がります。

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瓦屋根はエアーブラシを使っていますが、お持ちでない方は缶スプレータイプのスーパークリアーをサッと吹けばプラの光沢が落ち着きます。とても便利なスプレーなのでおすすめです。

寸法と仕様

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  • ホーム待合所:約130mm x 52mm x 52mm (横幅x奥行x高さ)
  • 改札所:約84mm x 74mm x 47mm (横幅x奥行x高さ)
  • 屋根材:エコーモデルさんの日本瓦屋根 / Plastructのトタン屋根(一部)
  • 柱・壁材:ノースイースタンとエコーモデルさんのバスウッド
  • 塗装:エコーモデルさんのSTカラー / ミスターホビーのアクリル塗料

今後の展開

レイアウトやジオラマ制作の際にストラクチャーの数が足りなくて困る、というお話は開店当初より何度も伺っていました。そこで味のある和物ストラクチャーをいろいろな建物で用意すべく、店長と私だけでなく設計士である父にも協力を仰ぎ動いています。完成品とキット商品の両方で、今年中のオリジナルストラクチャー販売を検討しています。

この記事で紹介した商品

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