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ハンブロールのエナメル塗料でレールの錆を塗装する!筆塗りとエアーブラシの比較

2018年1月17日加筆・修正

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実感的なレイアウトを作る際に重要なレールの塗装。キラッと光るレールでは興醒めしてしまいます。塗り方や使用する塗料には皆さんこだわりがあると思いますが、私はハンブロールのエナメル塗料で塗っています。筆塗りとエアーブラシでそれぞれどんな仕上がりになるのか比較して塗装の手順や注意点も解説します。

ハンブロールのエナメル塗料でレールの錆を塗装する

使った塗料

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  • ハンブロール #113 マットラスト
  • ハンブロール #67 マット タンク グレー
  • ハンブロール #70 マット ブリック レッド

イメージは地方のローカル私鉄線で赤茶けたサビたレールなのでこの3色を調合して使いました。配合はマットブリックレッドとマットラストがメインで、マットタンクグレーはアクセント程度に使います。

関連記事>>> エナメル塗料 ハンブロールの魅力と注意点

ハンブロールを筆塗りする

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筆塗りの場合には希釈はしません。筆運びに重たさを感じるようであれば少し溶剤を足しても良いですが、筆塗りのしやすさがハンブロールの特徴でもあるので、しっかり撹拌できていればトロっとした感じがハンブロールの塗りやすい状態です。

筆塗りの注意点
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塗った直後は多少テカテカしていますが乾くとしっかりツヤ消しになります。テカりはすぐになくなりますがそれは表面が乾いただけなので、完全に乾くまでは丸一日くらいは触らないでください

筆塗りの注意点は以下の3つです。

  1. 塗りムラがないようにすること
  2. 厚塗りしすぎないこと
  3. 枕木にベタッと付かないようにすること

ハンブロールをエアーブラシで吹く

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エアーブラシで吹きつける場合には、そのままでは粘度が高すぎるので希釈が必要です。ラッカー系溶剤でも問題ないという話も聞いたことがありますが、私はハンブロールのシンナーを使っています。またエアーブラシでレール塗装をする場合には、塗装前に"メタルプライマー"を吹きつけておくと塗料の食いつきがより良くなります。

ハンブロールの希釈の比率

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ハンブロールの希釈の比率は塗料の種類によって異なります。

  • グロスカラー(光沢) →塗料 3 : シンナー 1
  • サテンカラー(半艶) →塗料 4: シンナー 1
  • マットカラー(ツヤ消し) →塗料 5: シンナー 1

色によっても多少変わってきますが一般的にはこんな感じです。ただ、広い範囲を吹き付ける場合と細吹きする場合とでは比率が異なるので、あくまで目安程度に考えてください。実際は吹きつける前に紙などに試し吹きをしながら調節することになります

エアーブラシで細吹きしたい時
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ダブルアクションのハンドピースの場合ですが、ハンドピース本体で細吹きに適したエアー圧とニードルの調整をすることができます。細吹きの場合は、ニードルを絞り気味にしてエアー圧も通常より弱めにします。そして吹きつける距離もできるだけ近くしましょう。

関連記事>>> エアーブラシの使い方と3種類のハンドピースのメリットとデメリットを解説

エアーブラシの注意点
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筆塗りと異なり、細かい粒子を吹き付けるので塗装直後でもテカりはありません。筆塗り時よりは完全乾燥も早いですが、やはり塗装後は丸一日くらいおいてからバラスト撒きに着手した方が良いです

エアーブラシの注意点は以下の4つです。

  1. 塗料は必ず希釈する (細吹きなので通常より気持ち薄め)
  2. 塗装前にメタルプライマーを塗る
  3. エアー圧やニードルの調整をする
  4. なるべくレールに近づけてハンドピースを斜めにして吹きつける

エアーブラシと筆塗りの比較

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画像奥が筆塗り、手前がエアーブラシです。ちょっとわかりづらいですが、やはり筆塗りの方が若干ボテッとした印象です。塗料を気持ち希釈することでボテッと感は多少防げるかもしれません。エアーブラシの方は枕木にも自然な感じで錆色が付いていて良い感じです。

まとめ

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レールを塗装をしたら最後にレール上面の塗料を落としましょうこの作業をしっかりやらないと走行目的のレイアウトでは通電不良をおこします。紙ヤスリで削るように落とすこともできますが、私はツールクリーナーを綿棒に染み込ませて丁寧に拭き取っています。ヤスリを使うと余計な粉が出ること、下手をすると綺麗に塗装した部分を傷つけてしまうことがあるからです。

今回はレールの塗装にフォーカスしたので枕木には手を付けていません。私の場合、いつもは枕木ごと塗装してからレール側面の塗装します。大きなレイアウトになると筆塗りはかなり大変ですが、卓上レイアウトサイズなら十分可能です。バラストと枕木塗装は缶スプレーで行い、レール側面を筆塗りすればエアーブラシがなくても実感的な塗装はできます。これから初めてレイアウトを作る方も、エアーブラシがないとダメなのかと諦めずにチャレンジしてみてください。

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