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鉄道模型でバスウッドの枕木をいい感じに染める手順!ファストトラックスやノースイースタンの枕木を敷く

引き抜きレールを使ってレイアウトを作る際には、レールと別に枕木を用意して並べます。私が愛用しているのは、いい感じに染まるファストトラックスとノースイースタンのバスウッドです。

レールの敷設を済ませてから枕木とレールをまとめて塗装してもよいですが、私はあらかじめ着色しておいた枕木を並べてレールをハンドスパイクした後で、さらにレールの塗装と全体のウェザリングを行います。

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用意するもの

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  • 木枕木 (ファストトラックス or ノースイースタン)
  • ワイヤーブラシ (100円ショップ)
  • 墨液 (100円ショップ)

枕木は自分で刻んでもよいのですが数が多いと大変です。なので私は枕木用のバスウッドを用意します。

木目を強調する

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墨液で着色する前にワイヤーブラシで枕木を擦っておきます。右が擦ったあとのものですが、枕木の木目がかなり強調されたと思います。

この方法は”着色”というより”染色”に近いので、ワイヤーブラシで全体に傷をつけておいた方が染まりやすいとい利点もあります。

墨液に漬け込む

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墨液を希釈した中に漬け込みます。希釈の割合はお好みにもよりますが、墨液1:水10くらいでしょうか。

あまり濃すぎると真っ黒な枕木になってしまうので何本か試しながら調整してください。漬け込む時間も濃くしたい場合は長めに、薄目が良い人は短めにしてみてください。

シーナリーにもよりますがあえて濃さを変えて、染める時間に差をつけることで色味に変化をつけるとより実感的に仕上がります。

乾かして完成

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木目を強調してから染めるだけで雰囲気が出ます。明るい色で軽くウェザリングをすることでより実感的になります。

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ワイヤーブラシで擦るのは面倒ですが、一手間加えるだけで仕上がりに差が付くので必ず行うようにしています。

バスウッドの枕木以外は100円ショップで揃えられるのでお手軽な方法です。軽便鉄道や森林鉄道などのレイアウトを作る際はお試しください。

 

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