ジオラマにおいて重要な草の表現。立ち草を表現したいけれど、どうすれば良いのだろうという方も多いのではないでしょうか。そこで簡単に立ち草の表現ができるノッホの"グラスマスター2.0"をご紹介します。
国内ではKATOさんから”芝生の達人”という名称で販売されていますが、高価なグラスマスターを使うと実際どのくらい草が立つのか気になると思います。
商品紹介と簡単な使い方、草の立ち具合を解説します。
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ノッホ(NOCH)のグラスマスター2.0(芝生の達人)
使い方の前にまずはグラスマスター2.0のセット内容と特徴を簡単にご紹介します。
セット内容
- グラスマスター2.0本体 (電池付属)
- 散布用ネット 3種類 (細・中・粗)
- NOCH 8310 スタティックグラス (若草/夏) 20g (2.5mm)
KATOさんから販売されている製品は、電池と草は別売りのようです。電池は9Vの乾電池を使用します。
グラスマスター2.0の特徴
- 使い方が簡単!専用の草をセットして振りかけるだけ!
- 静電気を利用して簡単に草を立たせることができる。
- 専用の草(スタティックグラス)の種類が豊富。
グラスマスター2.0の使い方
実際に草を撒いていきます。使い方は4つの手順でとても簡単です。
- 草を生やしたい場所に接着剤を塗る
- 撒きたい草をセットする
- 静電気を起こすためのクリップをセットする
- 草を振りかける
1.草を生やしたい場所に接着剤を塗る
まずは草を生やしたいところに接着剤を塗ります。グラスマスター専用の接着剤は、通常の接着剤とは異なり表面から乾燥せず草を立たせるには最適です。
木工ボンドを少し水で溶いたものでも代用できますが、個人的には専用の接着剤の方がおすすめです。
2.撒きたい草をセットする
使用例として使うのは、"ノッホ/NOCH #7067 スタティックグラス 詰め合わせ ロング (5mm/6mm/12mm)" の中の7102 (明緑色) 6mmです。
3.クリップをセットする
このクリップが静電気を起こす重要な役割になるので、なるべく撒きたい場所の近くにセットしましょう。
4.草を振りかける
スイッチを入れ、本体を左右にゆっくり動かしながら振りかけていきます。これでもかというくらい振りかけた方が、草の密度も増して良い感じになります。
ケチった振りかけ方をすると草の生え方がスカスカになります。
草の立ち具合を検証
立ち具合がわかりやすいように、目線を落とした位置から撮影しました。6mmの草がしっかり立っているのがわかると思います。
草の長さの種類は1.5mm・2.5mm・5mm・6mm・12mmと各種ありますので、違う長さのものをミックスして撒いてみるのも良いと思います。
使い方解説動画
ジオラマの立ち草の作り方!グラスマスター2(芝生の達人)の使い方動画
自作したグラスマスター2(芝生の達人)
グラスマスターを導入する前は自作のグラスマスターもどきを使っていました。静電気でハエなどを退治するラケットを改造したものです。
使えなくはなかったですが、本物を使ってしまうとやはり全然違います。安いものではないですが電池も交換できますし1台あれば重宝する事間違いなしです。
この記事で紹介した商品
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