レイアウト制作の際にはプランニングが大切です。しかしポイントレールの長さや角度などがよくわからない、手元に実物があれば楽なのになあ…と思ったことはありませんか?
PECOではそんなときのために原寸大の型紙を用意してくれています。公式サイトからデータをダウンロードして印刷するだけなのでとても便利です。ここでは型紙を入手する手順を解説します。
関連記事>>PECOのポイントレール(エレクトロフログとインサルフログ)を徹底解説!
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レイアウトのプランニングに便利なアイテム その①
ポイントレールの原寸大型紙
PECOのポイントレールは公式サイトから原寸大の型紙を調達することができるのでその手順を解説します。
①PECOの本家サイトへ
下記のURLをクリックするとPECOの本家サイトに移動します。
http://www.peco-uk.com/
②"PECO Turnout Plans"をクリック
③ゲージとコードを選ぶ
④商品コードをクリック
⑤PDFファイルを印刷する
実際にダウンロードして印刷する
画像はNゲージのSL-E395F/396Fの型紙を印刷したものです。実物と全く同じサイズなのがわかります。
注意点として印刷する際に、プリンターの倍率設定が100%になっていることを必ず確認しましょう。100%以外では原寸大になりません。
ベースに配置してみる
ハサミで切り抜いて好きなところに配置していけば、実物がなくてもプランニングしやすいと思います。
大レイアウトになればなるほど型紙が活躍します。
PDFファイルが表示されない方
④のところで商品コードをクリックしたけどPDFファイルが表示されない!という方。
PDFファイルを閲覧するためには"Adobe Reader (アドビリーダー)"というソフトウェアが必要です。お使いのパソコンにこのソフトウェアがインストールされていないとPDFファイルを見ることができません。
見れない時にはAdobe Reader (アドビリーダー)をインストールしましょう。
レイアウトのプランニングに便利なアイテム その②
PECO Tracksetta
これは直線や曲線の半径を計る定規みたいなものです。フレキシブルレールを曲げる際に重宝します
。実際のポイントレールやカーブレールと同じ半径になっているので、レイアウトのプランを考える時にもあると便利なアイテムです。
Nゲージ用 9mm (OO-9兼用)
<直線> 254mm
<曲線> R228mm,R305mm,R381mm,R457mm,R533mm,R610mm,R762mm,R915mm
OO/HO用 16.5mm (On30兼用)
<直線> 254mm
<曲線> 457mm,R533mm,R610mm,R762mm,R915mm,R1067mm,R1219mm,R1524mm
使い方
レールの間にはめこんで使います。
画像では直線用の254mmとR305mm用のTracksettaを使っています。ポイントレールはOO-9/HOeのSL-E491です。Tracksettaを使えばフレキシブルレールをその半径でしっかり固定できます。
またフレキシブルレールだとピシッと直線を出すのがなかなか難しいですが、これがあれば歪みなく真っ直ぐに敷くことができます。ベースにけがく時の定規としても使えます。
レイアウトのプランニングに便利なアイテム その③
PECO レイアウトプラン集
- PECO PB-3 レイアウトプラン集 60 PLANS FOR SMALL LOCATION
- PECO PB-4 レイアウトプラン集 N GAUGE TRACK PLANS
- PECO PB-66 レイアウトプラン集 TRACK PLANS FOR VARIOUS LOCATIONS
PECO セットラックプランブック
- PECO IN-1 N (9mm) セットラック Nプラン集
- PECO STP-OO OO/HO (16.5mm) セットラック OOプラン集
こちらは全てセットラックのレールで組めるレイアウトプラン集です。
セットラックとはレールの長さや半径が決まった"組み式"のレールです。フレキシブルレールと組み合わせて局所的に使ったり、パッと出してサッと片付けるお座敷レイアウトにもセットラックシリーズは使いやすいかもしれません。
プラン集の中では必要なレールの種類と個数、配置なども詳細に記載されているのでとてもわかりやすいです。