【公式】ナローゲージショップブログ

主にPECO製品の使い方とオリジナルレイアウトベースの製作手順、海外通販の方法も紹介します

レールベンダーを使ってフレキや引き抜きレールをきれいに簡単に曲げる方法

2018年12月6日修正

レールベンダーの使い方

フレキシブルレールや引き抜きレールを使って実感的なレイアウト制作を始めたい。卓上サイズの極小レイアウトを作ってみたい。しかし実際に始めてみると、レールを曲げて固定する段階でつまづいてしまうことがあります。そんな時に便利なアイテムが"レール曲げ器(レールベンダー)"です。

当店ではファストトラックス製のレールベンダーを販売しているので、使い方のコツと注意点を解説します。レールベンダーはポイントレールを自作する際にも欠かせない便利アイテムです。

レールベンダーを使ってフレキや引き抜きレールをきれいに簡単に曲げる方法

こんな方におすすめ!

  1. 引き抜きレールを使ってみたい!
  2. 小さい半径のミニパイクを作ってみたい!
  3. ちょうどよいカーブにできない・・・。
  4. せっかく仮留めしたのに反動で元に戻ってしまう・・・。

ひとつでもあてはまった方には間違いなくおすすめできます。特に③と④は誰でも初めは経験することではないでしょうか。フレキシブルレールや引き抜きレールを使って作ったレイアウトが、制作後数年経ってレールが外れてしまうなんてこともあります。これらはフレキシブルレールや引き抜きレールが敬遠されてしまう要因でもあります。

レールベンダーを使う6つのメリット

レールベンダーの使い方
レールベンダーの使い方

これさえあれば初めての方でもハンドスパイクができてしまう、といっても決して過言ではありません。そのくらい便利で扱いやすい代物です。たくさんのメリットはあれどデメリットは一切ありません。

  • 曲げ癖がしっかりつく
  • 接着剤でも固定が可能になる
  • 仮留めがしやすくレイアウト制作がしやすい
  • 経年変化による崩壊がなくなる
  • 極小レイアウトも簡単に作れる
  • 接続箇所が直線とカーブの境でも綺麗にジョイナーで接続できる 

ファストトラックス TL-0004 Rail Roller

レールベンダーの使い方
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  • 寸法:縦 12.5cm / 横 9cm / 高さ 2cm
  • 対応レールコード:コード40~コード148
  • 最小半径:1.5" = 3.81cm

商品自体は手のひらサイズといった感じです。重量はありますがコンパクトです。対応レールコードも幅広く一般的なコードには全て対応しています(コード40~148)。最小半径1.5" = 3.81cmというのは、半径3.81cmまでレールを曲げることができるという意味です。走れる車両があればコースターサイズにレールを敷くこともできます

レールベンダーの使い方

レールベンダーの使い方

レールベンダーは引き抜きレールだけでなく、フレキシブルレールを曲げる際にも同様に使える便利アイテムです。今回はPECOのSL-400を使って実際にレールを曲げてみます。

①枕木からレールを抜く

レールベンダーの使い方

枕木が付いたままではレールベンダーが使えないので、まずは枕木からレールを引き抜きます。あとでまた枕木に通すのでゆっくり丁寧に抜き取りましょう。犬釘の表現(レールをはさんで留めている部分)を傷めないよう特に注意してください。この部分を傷めてしまうと、レールを戻した時にきちんと固定されません。

②レールベンダーにセットする

レールベンダーの使い方

レールが真っ直ぐな状態でベンダーにセットします。レールの底面をベンダーのプレートにピタッと設置させます

③レールを曲げる
レールベンダーの使い方
レールベンダーの使い方

ベンダーの下についているネジ式のつまみを回してレールを曲げていきます。つまみを右に回すと真ん中のローラーが上がるので、位置が決まったらレールを右に引き抜きます。3つのローラーでスルスル動くので簡単に引き抜くことができます。

つまみのすぐ上に付いている目盛りを目安に少しずつ曲げましょう。レールは2本曲げるので1本目を曲げた時の目盛りをちゃんと覚えておく必要があります。

☑POINT
最初から極端に曲げようとしないこと!
コツは好みの半径になるまで少しずつ曲げることです。いきなり大きく曲げてはいけません。曲げすぎたレールを戻そうとすると、わずかながらゆがみが出てしまいます。
レールベンダーの使い方
レールベンダーの使い方

参考までに画像は目盛りの2と3のちょうど中間で曲げた場合です。最初は少しずつ曲げていき感覚を掴みましょう。

④半径100mmに曲げる
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レールベンダーの使い方

当店のレイアウトベースはカーブ半径が100~110mmなので、そのカーブに合わせて曲げてみます。先ほどは2と3の間だったので今度は3に合わせて曲げました。良い感じに曲げ癖が付いたので実際のレイアウトベースに合わせてみました。

レールベンダーの使い方
レールベンダーの使い方

すでに半径100mmで敷いてあるレールとほぼピッタリです。微調整は手曲げでも可能ですが、PECOのレールはコシがあるので一度癖をつけるとしっかりと形が固定されます。

⑤枕木に戻す
レールベンダーの使い方
レールベンダーの使い方

好みの半径に近い曲げ癖が付いたら最初にはずした枕木に戻します。レールを通していく時に犬釘の表現(レールをはさんで留めている部分)を潰してしまわないよう十分に注意してください

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レールベンダーの使い方

レールを枕木に戻した状態がこちらです。コシの強いPECOのレールにこんなに曲げ癖がつきました。長さにもよりますが慣れてしまえばここまで5分もあればできると思います。

レールベンダーを使うメリット

レールベンダーの使い方

  • 曲げ癖がしっかりつく
  • 接着剤でも固定が可能になる
  • 仮留めがしやすくレイアウト制作がしやすい
  • 経年変化による崩壊がなくなる
  • 極小レイアウトも簡単に作れる
  • 接続箇所が直線とカーブの境でも綺麗にジョイナーで接続できる

大レイアウトにはPECOの型紙とTRACKSETTA製の治具

PECO TRACKSETTA製の治具
PECO TRACKSETTA製の治具

小さなレイアウトではなく一畳以上のサイズで引き回す場合には、以下の記事でご紹介したPECOの型紙とTRACKSETTA製の治具とレールベンダーを併せて使えば最強です。サクサク快適にストレスなくレールを敷くことができます。

関連記事>>レイアウトのプランニング前にPECOポイントレールの原寸大型紙を入手する手順

まとめ

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自作レールベンダー

これは店長が以前使っていた自作のレールベンダーです。これでも使えないことはありませんでしたが、ファストトラックスのRail Rollerを使い始めたらこれには戻れません。手間と効率、正確性が全然違います。ファストトラックスのベンダーは1台あればコード40~148まで使えますし、そうそう壊れるものでもありません。フレキシブルレールや引き抜きレールで、特にミニパイクなどの急カーブのレイアウトを作る時には必須のアイテムです。

この記事で紹介した商品

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