【公式】ナローゲージショップブログ

主にPECO製品の使い方とオリジナルレイアウトベースの製作手順、海外通販の方法も紹介します

鉄道模型ジオラマの土台を作る方法!レイアウトベースの制作手順を公開

2018年6月3日加筆・修正

f:id:narrow-gauge-shop:20180106174454j:plain

ご要望をいただきながら、なかなか制作に着手できない当店オリジナルのレイアウトベース。せめて作り方だけでも紹介したいという店長の熱い思いを汲み、過去にいくつか記事を書きました。順番が逆になりましたが今回は最初の工程である土台作りです。レイアウトやジオラマを作る際には、せっかくなのでピシッとかっこいい土台を作りたいものです。ベースとなる天板はベニヤとコルクをカットして接着するだけですが、土台を作るとなるとちょっとしたDIYです。まずは当店の作り方とおすすめの材料・道具を解説いたします。

関連記事>> 天板ベースの切り方と注意点

関連記事>> フレキの敷設と配線

関連記事>> 台枠塗装の手順とコツ

ショップ入口>>ナローゲージショップのレイアウトベース商品ページ

鉄道模型ジオラマの土台を作る方法!レイアウトベースの制作手順を公開

 

スポンサーリンク

 

 

土台の材料

f:id:narrow-gauge-shop:20180106175925j:plain

f:id:narrow-gauge-shop:20180106184337j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180106184347j:plain
  • 檜の羽目板
  • 檜の無節材 (15mm x 15mm)

台枠に使うのは羽目板と呼ばれる木材です。本来は住宅リフォームの材料で内装の壁などに使われます。15mmの角材は土台の補強材に使います。どちらもホームセンターで入手できます。

f:id:narrow-gauge-shop:20180106183736j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180106183744j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180106183812j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180106183821j:plain

左上の画像が元々の羽目板です。右上の画像のように溝にはめて壁などに張っていくものです。それを当店では55mmに裂いて使っています。

羽目板を使う理由
f:id:narrow-gauge-shop:20180110163242j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180110163251j:plain

なぜ材料を裂いてまで羽目板材を使うのか。理由はただひとつ。台枠として組んだ時にベースが内側に丁度はまるからです。オリジナルのレイアウトベースを作る際にいろいろな材料を検討しましたが、これが一番しっくりきました。

あると便利な道具

f:id:narrow-gauge-shop:20180106184541j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180106184554j:plain

私がレイアウトベースを作る際に愛用しているのがこのふたつです。

makita(マキタ) スライドマルノコ
f:id:narrow-gauge-shop:20180106184857j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180106184904j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180106185236j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180106185240j:plain

普通の家庭にはなかなかありませんが、レイアウトの土台を作るだけでなくDIYにも使えるので一台あるとかなり便利です。歯は少しお高くても良いものをセットするとクオリティも上がります。木材を手のこでピシッと切るのはむずかしく、慣れないと時間もかかります。機械を使えば正確な45°で断面もきれいに仕上がります。

木工用ベルトクランプ
f:id:narrow-gauge-shop:20180106185754j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180106185750j:plain

これは接着する際に便利なクランプです。四角形はもちろん、六角形やいろいろな形に対応できます。これもひとつあると大変重宝します。

ジオラマレイアウト 土台の作り方

①羽目板をカットする
f:id:narrow-gauge-shop:20180106190956j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180106191000j:plain

スライドマルノコの角度を45°にセットして羽目板をカットします。このスライドマルノコはちょっとうるさい掃除機くらいの音なので室内でも作業できます。ただし多少の木くずは舞うので奥様に叱られないように注意が必要です。

f:id:narrow-gauge-shop:20180106191436j:plain

作りたい土台のサイズに合わせて4本カットします。画像は約450mm x 300mmのA3サイズです。

②カットした枠を接着する
f:id:narrow-gauge-shop:20180110153942j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180110153607j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180110154134j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180110154004j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180110153533j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180110153537j:plain

接着は木工ボンドを使います。木工ボンドは乾くまでは時間がかかりますが、乾くとかなりの接着力があります。特にカット面を45°にして四角形に組むので強度は充分です。

③補強材を接着する
f:id:narrow-gauge-shop:20180110154310j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180110154318j:plain

木工ボンドで十字に補強材を接着します。小さなサイズでは省いても問題ありませんがが、A3サイズ以上では強度的に入れるのが〇です。

④ベースを載せて完成

f:id:narrow-gauge-shop:20180110160347j:plain

台枠のサイズに合わせたベースを切り出して完成です。あとはこのベースの上にお好みのゲージのレールを敷いてレイアウトやジオラマを完成させます。

f:id:narrow-gauge-shop:20180110160637j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180110160645j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180110160657j:plain
f:id:narrow-gauge-shop:20180110160709j:plain

当店のオリジナルレイアウトベースは台枠の正面にパワーパック(電池式)やスピーカー端子を取り付けてあります。

f:id:narrow-gauge-shop:20180110160926j:plain

パワーパックを収めるための切り込みです。この作業は台枠を組む前にやっておいた方がやりやすいです。

ホームセンターのカットサービスを利用する

スライドマルノコは高くて買えない、買ってもそこまで使わないという方は、ホームセンターをフル活用しましょう。材料のカットサービスや場所によっては"工作室"を時間貸しするお店もあります。無料貸し出しの工具もあったりするので手ぶらで行ってもお店で工作ができちゃいます。材料を調達がてらお店で作業するのも良いと思います。

☑注意点

ホームセンターのカットサービスは、店員さんが丸ノコを使って切るのではなく大きな機械でバーッと行います。ただでさえ木には歪み(捻れなど)があり、さらに厚みのある大きな刃でカットするため精密さを求めるのは酷です。私も試したことがありますが、どうしても1~4mmのズレが出てしまい、台枠を組むとガタつきが出てカンナで修正することになります。格安のカットサービスでは仕方のない部分なので利用する方はご注意ください。

この記事で紹介した商品

以下リンクより商品ページへ移動します。

あわせて読みたい記事

以下の記事をあわせて読むと、ナローゲージショップのオリジナルレイアウトベースが作れるようになります。

"ベニヤと発泡スチロールでベース作り"

意外に難しい天板の切り方と注意点です。枠におさまるように正確に切り出すには基準を明確にしなければなりません。ジオラマ工作に必須の発泡スチロールにも触れています。

"レールを敷いて配線する"

A3レイアウトベースにPECOのHOナロー用のフレキシブルレールを敷いてミニレイアウトの作る手順とコツを紹介しています。

"台枠を塗装する"

ワシンのポアーステインを使った塗り方の解説記事です。作った台枠を好みの色に塗装したい方は参考にしてください。

"レイアウトベースの楽しみ方"

当店のレイアウトベースをお買い上げいただいたお客様の作品紹介です。A3サイズという小さなスペースを存分に使ったとても可愛いレイアウトに仕上がっています。

"当店のジオラマベースのご紹介"

当店で販売しているジオラマベースの仕様や使っている材料などを紹介しています。ご自身で作られる際の参考にしてください。