【公式】ナローゲージショップブログ

主にPECO製品の使い方とオリジナルレイアウトベースの製作手順、海外通販の方法も紹介します

【ジオラマレイアウト】オーダーレイアウトベースの制作記|篠原模型のレールを使ったHOナロー仕様

2019年5月29日加筆修正

【ジオラマレイアウト】オーダーレイアウトベースの制作記|篠原模型のレールを使ったHOナロー仕様

ナローゲージショップではオリジナルのレイアウトベースを販売しています。HOナローやOナロー、過去にはBトレ用としてNゲージのレイアウトベースも作りました。篠原さんやPECOのフレキを使ったタイプから、引き抜きレールでスパイクしたもの。オーディオ端子やバナナプラグ、コスミックさんパワーパックなどの仕様、台枠の家具調塗装やアクリルケースの有無も選択できます。家業がリフォーム業であることを最大限に活かして、基本的には受注生産ですが一所懸命に作っています。

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【ジオラマレイアウト】オーダーレイアウトベースの制作記|篠原模型のレールを使ったHOナロー仕様

オーダーのきっかけは当店のオリジナルレイアウトベース

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今回は過去に制作したレイアウトベースに興味を持っていただいたことから特注で制作しました。きっかけになったのはこちらの製品です。
この製品は約450mm x 300mmのA3サイズで、コルク道床の上に篠原模型さんのHOn2 1/2 コード60のフレキシブルレールを敷いています。台枠を家具調塗装にして、コスミックさんの電池式パワーパックとアクリルケースが付属します。

お客様からのオーダー内容

大まかなオーダーは以下の7点です。ポイントは、「平面でなく、起伏ある地形を表現したい」とのことで、レール部とベース部を別々の状態にしておくことでした。

  • サイズ:900mm x 600mm x 270mm
  • レール:篠原模型さんのHOn2 1/2 コード60
  • 最小半径:200~220mm
  • 線路配置:エンドレスのひょうたん型 (レール部とベース部を分離)
  • 電源:コスミックさんのACアダプター付きパワーパック (照明スイッチ付き)
  • アクリルケース希望
  • 台枠を家具調塗装仕上げ

オーダーレイアウトベースの台枠の制作

【ジオラマレイアウト】オーダーレイアウトベースの制作記|篠原模型のレールを使ったHOナロー仕様

まずは台枠の制作から取り掛かります。レイアウトベースの商品ラインナップでは、1番大きいものでも約A2サイズ(600x450)なので、過去最大サイズになります。

台枠に使用する材料は住宅リフォームの材料!
【ジオラマレイアウト】オーダーレイアウトベースの制作記|篠原模型のレールを使ったHOナロー仕様
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材料は当店のレイアウトベース同様、"檜の羽目板"です。本来は、住宅リフォームで内装の壁などに使われる材料です。

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台枠の塗装は水性ポアステインで着色!

【ジオラマレイアウト】オーダーレイアウトベースの制作記|篠原模型のレールを使ったHOナロー仕様

塗装で1番大事なのは、着色前の表面下地です。やすりの番手を変えながら、何度も何度も撫でてあげます。家具調塗装は品を失わない程度に光沢をもたせるために3度塗りで仕上げています。

使用した塗料は以下の3種類です。

  • ワシン 水性木部着色剤 (マホガニーブラウン)
  • ワシン 水性サンディングシーラー
  • ワシン 水性ウレタンニス (透明クリヤー)

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コスミック社のパワーパックを取り付けて台枠は完成!
【ジオラマレイアウト】オーダーレイアウトベースの制作記|篠原模型のレールを使ったHOナロー仕様
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枠を組んで補強材を取り付けて完成です。補強材は15mmx15mmの檜の角材です。いつもは十字に補強を入れていますが、今回は幅が900mmということで1本多く入れました。

篠原模型のフレキシブルレールを敷設

【ジオラマレイアウト】オーダーレイアウトベースの制作記|篠原模型のレールを使ったHOナロー仕様
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  • レール:篠原模型 HOn2 1/2 コード60
  • 道床:4mmベニヤ
  • 線路配置:エンドレスのひょうたん型
  • レールの固定:PECOのレール固定ピン(PL-14)とME社のスモールスパイク
篠原模型のフレキシブルレールの留め方

【ジオラマレイアウト】オーダーレイアウトベースの制作記|篠原模型のレールを使ったHOナロー仕様

①ピンバイスで下穴をあける

ピンバイスが太すぎるとレール固定ピンがスカスカになってしまうので0.5mm以下を使ってください。

【ジオラマレイアウト】オーダーレイアウトベースの制作記|篠原模型のレールを使ったHOナロー仕様
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②レール固定ピンを押し込む

画像ではわかりやすいようにピンの上の方を掴んでいますが、ちゃんと刺さるまではできるだけ根本部分を掴んで押し込んだ方が入りやすいです。

【ジオラマレイアウト】オーダーレイアウトベースの制作記|篠原模型のレールを使ったHOナロー仕様
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③犬釘用の下穴をあける

篠原模型さんのレールには12,3本間隔で犬釘用の穴が付いています。
犬釘用の下穴はまっすぐではなく逆ハの字になるように斜めにあけましょう。

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④犬釘を押し込む

わたしはマイクロエンジニアリング(ME社)のスモールスパイクを使っています。
しっかり奥まで押し込んでおかないと車輪が乗り上げてしまうこともあるので気をつけてください。

オーダーレイアウトベースの完成!

【ジオラマレイアウト】オーダーレイアウトベースの制作記|篠原模型のレールを使ったHOナロー仕様
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ベースとなるベニヤ(4mm)を台枠の大きさに切りだして,特注アクリルケースをかぶせたら完成です。

レール(道床)の補強材は両面テープで簡易的に留めているだけなのですぐに外せます。補強は無くても問題ありませんが念のためです。

オーダーレイアウトベースの制作記 まとめ ~感謝を込めて~

今回は納期を約3ヶ月とお伝えしましたが、それでも構わないと当店にオーダーしていただき心より感謝申し上げます。丁寧に心を込めて作りました。これからどのような作品に育っていくのか私たちもとても楽しみです。

ジオラマレイアウトの完成写真を送っていただき、また別記事にて紹介させていただければ嬉しく思います。

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